「雪と花の子守唄」ライブ、無事終了しました。
素敵なコンサートになったと思います。
バカラックならではのキャッチーな難曲を、それぞれの味わいたっぷりに見事に唄いこなした
シンガーのみなさんに脱帽です。
演奏する立場としても楽器の持ち替えがあったり、特に僕とマリンバ、ビブラフォン、ピアノの田中くんはとっかえ,ひっかえという感じで忙しかったなあ。なにしろステージの上下を行ったり来たりが5回はあった。
リハ中にアコーディオンが壊れかけてだましだましプレイしなければならなかったり、個人的にはちょっと気を使う部分もあったのですが、ま、生ものですからいろいろ起こるのはいたし方ない。
今回、バカラック楽曲のクセというか、構造の一端を垣間見ることが出来た気がしています。
バカラックらしい和音、拍の取りかた、転調、すべてメロディーとの密接な関係がある。
優れた作家の作品に共通していえることですが、コード進行だけを追ってもその曲はわからないことが多い。
歌詞、旋律の流れがそれを要求している。そこにストーリーが生まれるんですね。
よく言われることだけど、シンプルに聴こえてもそこには思いのほか複雑で重層的な構造がある。
かといって音楽的な構築美だけでは説明のつかない詩情を湛えている。そこにお国柄もでるんですねえ。
やはり、バカラックの曲はすごくアメリカ的な風土を感じさせます。それも都市の風土を。いろいろある国ですが、彼の作品を通して伝わるアメリカにはある種のメランコリ-が底流としてある気がします。
終演後、打ち上げ前のひと時を呆然と過ごす、バンマスの惣一朗氏とベースの伊賀氏。
ガテン系です
ギターの景山氏、管の武島氏、ギターの安宅氏。
なにやらサイゲンジ氏と密談中。
結果酔眼朦朧、こんなあやふやな視界に....なんだか汗くせー画だな
翌朝
お見苦しい画像で失礼
夜半の春酔客の夢はるかなり
ほろ酔いの膳のにぎわい初鰹